今回はホームページの作り方というテーマからは少しスピンアウトして、個人がホームページを持つということを考察してみましょう。
少し前まではホームページを持つといえば、お店をやっている人や会社、個人事務所など広報や宣伝が目的というケースが多かったと思います。今でもそういったホームページの作り方をしているところは多くありますし、これからもその作り方は残っていくと思います。
しかし、個人がホームページを持つという場合には、宣伝や広告といった意味はほとんどありません。もちろん、アフィリエイトや広告収入を目的としてホームページを持つということはありますが、個人がホームページを持つ”新しい目的”ともいうべきものが生まれつつあります。
[セルフ・ブランディング]
日本のインターネットの特徴のひとつは『匿名性』というものでした。自分の名前や所在は隠して言いたいことをいう、バレなければ何をしてもいいという無責任な態度がひとつのステレオタイプでした。
しかし、ホームページを持ち、ツイッターやフェースブックといわれるSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)やミニブログなどの登場によって個人が実名で自分の意見を世間に発表するスタイルが確立されつつあります。
匿名ではなく実名で所在も明らかにして堂々と意見を発表することが可能になったわけです。
そこで必要になるのが『セルフ・ブランディング』というコンセプトです。日本人はとかく人を、所属する会社やグループで色分けしようとします。また個人も自分を紹介する場合に、「〇〇会社に務める△△△です」という自己紹介をしがちです。しかし、これからは自分の名前で勝負するセルフ・ブランディングの時代がくるのではないでしょうか。